山口 翔矢 
ラーゲリ（露: Лагерь）とは、ソビエト連邦における強制収容所を指す。
先日、会員様にオススメしてもらった「ラーゲリより愛を込めて」を鑑賞しにいきました。
プロフィール
山口翔矢
ジム経営、ボディビルダー、トレーナー、モデル。前職のゼネコンを退職しトレーナー業に転職し2022年登戸でセミパーソナルジムを開業。オープンから4ヶ月で会員数100名を突破。各種ボディコンテストで入賞実績。モデル、インフルエンサーとしても活動。連絡はinfo@zeroonegym.comあらすじ
ゼロワンジムに通われている会員様に映画通の方がいるのですが、
「ラーゲリより愛を込めて」を絶賛していたので先日鑑賞しにいきました。
物語のあらすじは検索すれば沢山出てきますので詳しくは割愛させて頂きます。
旧満州国で駐在していていた二宮和也さん演じる山本は太平洋戦争末期の混乱に乗じ進駐してきたソ連軍に拘束されてしまい強制収容所に連行され家族離れ離れの過酷な収容所生活を強いられます。
同じく連行された旧日本軍の同士達と希望を胸に日本で暮らす家族の元へのドモイ（ロシア語で帰国）を待ち望む日々が描かれています。
常人なら精神を病み自殺に追い込まれてしまいそうな収容所生活でも仲間を信じ希望を決して捨てない山本の人間力に影響され結束力を強める同士達、そして山本の帰国を待ち望む家族。非常にも山本たちに容赦ないソ連兵の鬼畜な行い。
一人ひとりの登場人物の心情を上手く描き歴史が生んだ惨劇に感情移入する作品です。
映画後半から涙が止まらない
この手の映画はハッピーエンドではないんだとうな。
と最初からある程度想像に固くないのですが、
本当に非情過ぎて終始救われない。
特に物語後半から非情モードがMAXになりどんどん感情移入していきます。
救われない物語なのですが登場人物の想いが映画を温かいものにして涙を誘います。
逆にどこのシーンが泣けるのかと言われれると答えに難しいぐらいに泣ける展開のオンパレード。
・主人公の山本の人間力
・山本に影響される同士
・健気なワンコ
・帰国を待ち望む家族
ラスト15分は特にヤバいですね。
人に影響を与えることができる
「ラーゲリより愛を込めて」の素晴らしいところは、
人に影響を与えそれが後世に語り継がれる美しさだなと思います。
自分がいなくなってもその想いは語り継ぐことができる。
真っ直ぐな想いで行動し続ければやがて人の行動に影響を与えることができる。
とてもじゃないけど山本のような人間力を発揮するのは難しいですが、
自分に照らし合わせ山本のようでありたいなと思わされます。
久しぶりに映画で大泣きしました。
是非、劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか？
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