「ベルト」を使うメリットとデメリット

こんにちは、ゼロワンのしょうやです!今回は、スクワット時にトレーニングベルトを使うメリット・デメリットについて簡単にご紹介したいと思います。

プロフィール
山口翔矢
ジム経営、ボディビルダー、トレーナー、モデル。前職のゼネコンを退職しトレーナー業に転職し2022年登戸でセミパーソナルジムを開業。オープンから4ヶ月で会員数100名を突破。各種ボディコンテストで入賞実績。モデル、インフルエンサーとしても活動。連絡はinfo@zeroonegym.com

ウェイトベルトとは?

皆さんジムで重たいウェイトを挙げている人が腰に巻いているチャンピオンベルトのようなものを見たことはないでしょうか?
はたまた、あれはガチ勢が使うもの。素人が使ったら申し訳ない。

とどこか本気感が出てしまい使いたいけど使うのを躊躇してしまったりしてないでしょうか?

しかし、ウェイトベルトは、体幹の安定性を高め、トレーニング効果を向上させるための重要なアイテムです。
特に高重量を扱うトレーニングでは、安全性を確保するためにも使用が推奨されます。

以下にウェイトベルトを使うことで得られるメリットをご紹介しますので是非、ご参考にしてみてください。

腰に巻いてるのがウェイトベルト

体幹安定性の向上(怪我防止)

ウェイトベルトを着用することで、腹圧が高まり、体幹部の安定性が増します。
これにより、スクワット時の姿勢が安定し、腰や背中の怪我を防ぐことができます。
腰痛予防で腰に巻くコルセットと原理は同じですね。
腰まわりが保護されることで強制的に姿勢が安定します。

MAX重量の増加

ウェイトベルトを使用することで、より高重量のバーベルを挙げることができるという研究結果があります。
具体的には、ウェイトベルトを使用することで、最大挙上重量(1RM)が増加することが確認されています。

ウェイトベルトの使用がスクワットのMAX重量にどのように影響するかを調査した研究があります。
26名の男子大学生競技者を対象とした研究では下記の結果となりました。

ウェイトベルトの効果:
使用した場合のMAX重量は116.35kg
使用しなかった場合のMAX重量は113.56kg

これは私自身でも大いに当てはまります。
ベルトを使用せずに挙げた場合とそうでない場合は明らかにベルトを使用した方が重量が挙がります。

競技パフォーマンスの向上

ウェイトベルトを使用することで高重量を扱うことができます。
その結果、
・筋力の向上
・ジャンプ力、スプリント能力向上
等と他の運動パフォーマンスにも良い影響を与える可能性があります。

頼りすぎることで生じるデメリット

このようにウェイトベルトを使うことでトレーニングにおいて多くのメリットを与えてくれますが、
過度に頼りすぎるといくつかのデメリットも生じる可能性がありますので注意が必要です。

  1. 自然な体幹強化の阻害:
    ウェイトベルトを常に使用していると、体幹(コア)筋肉の自然な強化が阻害される可能性があります。
    体幹の筋力は、ウェイトトレーニングにおいて重要な役割を果たしますが、ベルトに頼ることで本来の体幹の力が発揮されにくくなります。
  2. 依存性の発生:
    ウェイトベルトを使用することで高重量を扱いやすくなりますが、
    ベルトなしでは同じ重量を持ち上げるのが難しく感じるようになることがあります。
    この依存性が発生すると、ベルトなしでのトレーニングが困難になり、トレーニングの多様性や柔軟性が損なわれる可能性があります。
  3. 正しいフォームの無視:
    ベルトがサポートしているため、無意識に正しいフォームを無視してしまうことがあります。
    特に、初心者やフォームに自信のない方は、ベルトに頼りすぎると正しい動作を学ぶ機会が減ってしまうかもしれません。

適切に使用すればトレーニングの効果を向上させる優れたツールですが、
過度に頼りすぎると体幹の強化を阻害し、依存性やフォームの崩れを引き起こし結果怪我に繋がる可能性があります。

怪我防止の為に使い始めたのに関わらずベルトにより怪我を引き起こしてしまえば本末転倒です。
バランスを考えながら使用し、ベルトに頼らずに体幹を鍛えるトレーニングも取り入れることが重要です。

まとめ

ウェイトベルトは適切に使用すれば、トレーニングの効果を大いに向上させることができます。
以下のポイントを参考にしてください!

正しいフォームを習得:
ベルトを使う前に、まずは正しいフォームを習得することが大切です。
ベルトに頼らず、自分の体幹を使って正しく重量を扱えるようになることが重要です。

使用するタイミング:
ベルトは高重量を扱う際や、腰への負担が大きいエクササイズでの使用が効果的です。
全てのトレーニングで使用するのではなく、必要な場面でのみ使用しましょう。

トレーナーの指導を受ける:
初めてウェイトベルトを使用する場合は、トレーナーの指導を受けることをお勧めします。
正しいフォームの習得や、ベルトを使うタイミングなどを教わることで、安全かつ効果的にトレーニングを行うことができます。

ウェイトベルトは、トレーニングの安全性と効果を高めるための優れたツールです。
しかし、適切な使用方法を守ることが重要です。

ゼロワンジムでは、皆さんが安全かつ効果的にトレーニングを行えるようサポートしています。
ベルトの使い方やトレーニング方法についてお悩みの際は、ぜひご相談ください。

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営業日:9:00~22:00




この記事を書いた人

山口 翔矢

山口 翔矢

1992年1月22日生まれ
ジム経営、ボディビルダー、トレーナー、モデル。前職のゼネコンを退職しトレーナー業に転職し2022年登戸でセミパーソナルジムを開業。モデルやインフルエンサーとしても活動。