【脳】運動で前頭葉を活発化して若返り??

前頭葉:1)運動の遂行に関与する領域、(2)まわりのあらゆる情報から推理、思考し適切な行動を起こすことに関与する領域、(3)思いを言葉にする領域、(4)眼球運動を調整する領域、などに分けられる。

プロフィール
山口翔矢
ジム経営、ボディビルダー、トレーナー、モデル。前職のゼネコンを退職しトレーナー業に転職し2022年登戸でセミパーソナルジムを開業。オープンから4ヶ月で会員数100名を突破。各種ボディコンテストで入賞実績。モデル、インフルエンサーとしても活動。連絡はinfo@zeroonegym.com

創造性や意志・意欲・やる気が沸き起こるのは理由がある

人から

「あなたは創造性があるよね!」
「やる気に満ちあふれているよね!」

と言われたことはありませんか?

もしくは

「いつもやる気が起きないな、、」
「昔の方が何でも挑戦できたのに、、年かな、」

と思ったりしたことはないでしょうか?

これにはしっかり理由があります。
創造性や意志・意欲・やる気をいった内発的モチベーションと呼ばれるものをコントロールしているのが脳です。
脳の中でも「前頭葉」と言う部位がこういった高次の精神機能を司っていると言われています。
前頭葉が正常に働いていれば創造性ややる気、活力に満ち溢れ、
対し前頭葉が正常に働かなくなれば創造性ややる気、活力が失われます。

変化を好まなくなったら危険信号!?

前頭葉は40歳を超えると目に見える形で縮むと言われています。
加齢によって肉体だけでなく脳も同時に衰え始めるのです。

小さな子どもが怪我もいとわずわんぱくに遊びまわったり何にでも興味を示します。
しかし年を重ねるにつれそういったアクティブ性はなくなり保守的な思考になり創造性や意欲が低下し変化を好まなくなります。

その傾向は日常の生活や行動にも現れます。
若い時は色々な場所で食事をしていた人が、行きつけの場所でしか食事をしなくなります。
あるいは色々なお店で洋服を買い揃えていた人が同じお店でしか買わなくなります。
こうした変化を好まなくなることに何の違和感も感じなくなると「前頭葉」が衰え初めている兆候です。

日本の高齢化率は世界でダントツの1位

日本は65歳以上の人口の割合が29%と国民の約3割が65歳以上の超高齢化社会です。
この異次元の高齢化社会が日本人全体の前頭葉を萎縮させ変化を好まなくなる国民性にしているのではとないかと思います。

更にコロナ禍になり一層、日本人の脳の萎縮スピードに拍車をかけました。
コロナが流行し早3年。昨今、ニュースでは脱マスクに向けて論じられております。
私はまだまだ日本はマスク社会から抜け出せないと見たてております。

高齢化社会により前頭葉が萎縮しマスクをすることに対しての違和感を国民全体が疑わないからです。
逆の見方をすればマスクを外して生活をすると言う「変化を好まない」のです。

また同調圧力が強く働きやすい日本では今のままで良いと考えるのは当然です。
同調圧力と高齢化社会による前頭葉萎縮のダブルパンチが今日本を襲っております。

自分の生活を振り返り
「変化を好まない」
「そもそも何も考えずに同じ行動をしている」
と思ったら前頭葉萎縮のサインかもしれません。

思い立ったらすぐ行動しましょう

変化を好まなくなったら前頭葉萎縮のサインとお伝えしました。
それではどうしたら前頭葉が萎縮せずに創造性に富みやる気に満ち溢れた生活が送れるようになるのでしょうか。

「すぐやる」と脳が喜ぶ

やる気、モチベーションは大きく分けて2種類に分類されます。
・内発的動機づけ
・外発的動機づけ
の2つです。

内発的動機づけは自ら何かをやりたいと自発的に行動しようとする様子です。
外発的動機づけは外部からの報酬や罰等によって行動しようとする様子です。

何かできたら自分にご褒美があるのは外発的動機づけです。
例えば「ジムに行ったらその夜はアイスを食べて良い」等ですね。
報酬があるから頑張れる。頑張れば報酬がある。
これを意識するだけでドーパミンと言う「やる気」に関わる神経伝達物質が出ます。

このドーパミンを放出させることで前頭葉が活発化し若々しい脳になります。

最もドーパミンを出す報酬は「達成感」です。
目標を達成することでの快感を得れば「またやりたい」と自発的に取り組みます。
内発的動機づけを維持しようとする好循環が生まれます。

ジムに1週間行かないと気持ち悪く感じるとよく言われるのはドーパミンと密接に関係しているからです。
トレーニングを達成したことにより得た達成感と言う快楽が得られない状態が続けば気分は悪くなります。
しかし2~3週間も過ぎれば今度は行かないのが当たり前になります。
そして「行く」と言う変化を好まなくなるのです。
変化を好まなくなったら前頭葉が衰えます。

今日から考え方を少し変えて見ましょう。

「やる気が出たら行動する」
ではなく
「行動するからやる気が出る」


ということがあります。
やる気がなくジムに来ても少し体を動かし始めればやる気が自然と沸いてきます。

人間の脳は簡単に騙せるのです。

そういった意味で
「とにかくやってみる」
「とりあえずやってみる」

と言う感覚が大切です。

そしてやってみた、行動しただけで達成感は得られます。
達成感を得たことでドーパミンが脳内を巡り前頭葉をフレッシュな状態にさせます。


そして本物のやる気を生み出すのです。

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JR南武線 小田急線 登戸駅 徒歩1分/向ヶ丘遊園駅 徒歩6分
営業時間:9:00~22:00

この記事を書いた人

山口 翔矢

山口 翔矢

1992年1月22日生まれ
ジム経営、ボディビルダー、トレーナー、モデル。前職のゼネコンを退職しトレーナー業に転職し2022年登戸でセミパーソナルジムを開業。モデルやインフルエンサーとしても活動。